松葉杖の種類と構造、使い方を義肢装具士が解説します
一言に松葉杖と言ってもいくつかの種類があり、それぞれに無機・不向きがあります。 またその使い方もいくつかの注意点があり、適切な使い方が求められます。 本記事では松葉杖の使い方について、義肢装具士が分かりやすく解説します。
松葉杖の種類と構造
定義
片側の上肢で使用し人体と2点以上の接点を持つ歩行補助具をcrutch(クラッチ)と呼びます。
一般的にはcrutch=松葉杖としていますが、ISOの分類ではaxillary crutch=松葉杖です。
人体の接点の違いでaxilliary crutch,elbow crutch,foream crutchに分けられます。
- A:前腕クラッチ
- B:プラットフォームクラッチ
- C:松葉杖
- D:腋窩クラッチ
- E:肘クラッチ・カナディアンクラッチ
- F:リング状カフエルボークラッチ
- G:半月上肘カフエルボークラッチ
- H:腋窩クラッチ
全長の決め方
- 腋窩から2~3cm下
- 一般的には、成人では[身長-41cm]で対応できます
握りの高さの決め方
- 肘関節を少し曲げた高さ(肘を約30°屈曲)
- 大転子の高さ
3点歩行
- 1.松葉杖を同時に前に出す
- 2.健側を前に出す
部分免荷3点歩行
- 1.観測を松葉杖を同時に前に出す
- 2.健側を前に出す
負荷3点歩行
- 1.患側の足と松葉杖を同時に前に出す
- 2.患側に全荷重
- 3.健側を前に出す
片松葉歩行
- 患側と松葉杖を同時に前に出す
- 患側の荷重を減らす
2点交互歩行
- 片側の松葉杖とその逆側の足を前に出す
- その逆側の松葉杖、またその逆側の足を前に出す
大振り歩行
- 1.両松葉杖を前に出す
- 2.両足を松葉杖より前に出す
小振り歩行
- 1.両松葉杖を前に出す
- 2・両足を松葉杖と同じ位置に出す
