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指装具とは?装具の種類・適応・メカニズムを解説

指装具は、上肢装具の一種であり、特にIP関節の動きを制御するものです。

を目的に使用され、 に大別されます。 本記事では、指装具の種類や適応、メカニズムについて、 義肢装具士の視点から解説します。

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指固定装具

一般的に簡易的なアルミニウムシーネを使用することが多いですが、

マレットフィンガー用など主にDIP関節を背屈位に保持する静的装具としてはスタックス指装具などがあります。

これは既製品でサイズも各種あり、近位のストラップを調整するだけでDIPの背屈角度のコントロールができます。

ばね指(弾発指)
スタックスフィンガースプリント
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IP屈曲補助装具

IP屈曲補助装具は主にPIP関節の屈曲位保持を目的とします。

適応

1.屈曲スプリング

屈曲スプリング
屈曲スプリング

基節骨背側、PIP関節掌側、中節骨背側の3点固定でPIP関節を屈曲位に保持します。

3つのパッドはピアノ線で結ばれ、角度調整も可能のためPIPの過伸展防止用としても用いられます。

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2.コイルスプリング式

屈曲スプリング
コイルスプリング式

PIP関節の内外側に細いピアノ線を水平に巻き上げた渦巻き状の継ぎ手でできています。

コイルスプリングは関節を制限する動きがなめらかです。

3.指用ナックルベンダ

指用ナックルベンダ
指用ナックルベンダ

パッドとピアノ線で構成され、PIP関節の継ぎ手で屈曲方向へ引っ張る形状をしています。

ゴムの張力を変えることで屈曲補助の力を変えることができます。

日常生活で使用するには不便な形状をしています。

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IP伸展補助装具

IP伸展補助装具は主にPIP関節の伸展位保持を目的とします。

適応

伸展スプリング

PIP伸展補助装具
PIP伸展補助装具(例:カペナスプリント)

屈曲スプリングとは逆向きの3点支持にてPIP関節を保持します。

ジョイントジャック

ジョイントジャック
ジョイントジャック

掌側のネジを締めることでPIP関節背側のストラップが引っ張られ、PIP関節を伸展位に保持する仕組みです。

コイルスプリング式

屈曲コイルスプリング
屈曲用コイルスプリング

屈曲補助式のコイルスプリング式とは逆向きの機能を持ちます。

ただし補助が強すぎるとPIP関節が過伸展してしまうことがあります。

指用逆ナックルベンダ

指用逆ナックルベンダ
指用逆ナックルベンダ

指用ナックルベンダと逆の機能を持ちます。

これもゴムの張力を変えることで伸展補助の力を変化させることができます。

まとめ|指装具とは?

指装具は、主にIP関節(DIP・PIP)の動きを制御するための上肢装具であり、
関節の固定・運動補助・変形予防を目的に使用されます。

また、装具の多くは3点支持(3点固定)の原則に基づいて設計されており、
適切な力のバランスによって関節の動きをコントロールしています。

指装具は目的や疾患によって形状や機構が大きく異なるため、
適応に応じた選択が重要です。

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